持続可能なひとづくり事業

ボランティア活動や地域づくりに取り組むうえで大事にしていることのひとつに「学び」があります。自分の「あたりまえ」を疑い、さまざまな社会課題に触れ、他者に対する想像力を養う機会として、協会ボランティアをはじめ市民の人たちに学びの場を提供しています。こうした学びを通して、多文化共生社会を進める活動や持続可能な地域づくりの担い手が育成されることが目指されます。

ボランティア研修事業

協会ボランティア及び市民を対象に、在日外国人問題だけでなく、そこと地続きにつながっているさまざまな社会課題について学ぶ機会を提供しています。2007年度から協会が大切に考え開催している「Unlearn学びほぐしセミナー~「あたり前」に対抗するばづくり・ひとづくり実践者セミナー~」では、これまで「あたりまえ」に思っていた価値観や考えをいったん捨てて、さまざまな立場にいる人びとの視点や経験を通じて、「反転する学び」が生まれることが目指されます。こうした研修やセミナー、シンポジウムを、関連するNGO・NPO団体や大学の研究者等と連携・協力して、共催で企画・実施することもあります。
また、2009年度より大阪大学文学部臨床哲学研究室及びカフェフィロとの共催で、隔月の第三土曜日、国際交流センターコミュニケーションコモンスペースにて「哲学カフェ」を開催しています。「聴く」「対話」などボランティア活動にとって大事な要素を、実践的に学び経験する場として実施しています。

インターン

インターンシッププログラムを実施している大学機関等から、多文化共生や国際交流、地域づくりなどに関心をもつ大学生・大学院生の受け入れを行っています。事業全般への理解のもと、主に「おまつり地球一周クラブ」など子ども国際理解プログラムの運営、協会イベントの企画・準備・司会進行なども担当してもらいます。インターン学生にとって、このような多様な人びととの出会いやそこでの経験は、自分の生き方を見つめ、地域課題に触れる機会となっています。インターン期間終了後も協会ボランティアを継続している学生や職員になった人もおり、多文化共生社会の実践的な担い手育成につながっています。